深月「誠樹。来週からテストだけど…勉強進んでるのか?
相変わらず授業中は眠っているみたいだけど」
誠樹「当ったり前だろ?してねぇわけねぇじゃん!進級してぇもん」
深月「なら聞くけど…フィリピンの首都は?」
誠樹「おいおい。俺をバカにしてんのかよ?フィリピン。
正式名称は…フィリピン共和国。首都はマニラ…だろ?」
深月「あれ…?意外。ちゃんと答えられたね。じゃぁ次…。マレーシアの首都は?」
誠樹「クアラルンプールだろ?」
深月「正解。インドネシアは?」
誠樹「ジャカルタ。…つーかお前そんな簡単な問題ばっか出してんじゃねーよ。
人を馬鹿にすんのもいい加減にしろよ?」
深月「そういうつもりじゃなかったんだけど…気に障ったなら謝るよ。
じゃあ次…。カンボジアの通貨単位は?」
誠樹「リエル…だっけな…」
深月「正解…。いつも寝てるのに…。家で勉強でもしてるの?」
誠樹「んなわけねぇだろ?睡眠学習っつーやつだよ。今度はもっと難しいの出せよ…?」
深月「睡眠学習ねぇ…。じゃぁ、今度の問題は難しいかもしれないけど…いい?」
誠樹「何でもきやがれ!」
深月「君が僕を好きになったのは?」
誠樹「去年の夏休み…ってええ!?ば、馬鹿!何言わせてんだてめぇ!」
深月「へぇ〜。去年の夏休みかぁ…いいこと聞いちゃったな」
誠樹「…そういう深月はどうなんだよ?」
深月「…そうだな…聞きたい?」
誠樹「俺だけ言わせてお前は言わない気かよ?」
深月「…僕は…フフ…やっぱり内緒。」
誠樹「うっわずりぃ!」
深月「そうだな…今度のテストで僕よりも良い点が一教科でも取れたら教えてあげるよ」
誠樹「おっし!んじゃ俺本気で勉強すっからな!」
深月「…そういう単純なとこも…まぁ好きだよ」
誠樹「何か言ったか?」
深月「別に…。楽しみだなぁ…次のテスト。
もし一教科も俺より良い点数が取れなかったら…その時は…まぁ…楽しみにしておいてよね」
誠樹「げ…」